「神奈川支部の活動について」


支部長  穴田 洋子

image45.jpg 平成22年度の神奈川支部の活動を紹介します。
1 7月1日(木)に行われた支部総会開催
主題「今の子どもの支え方」~変わったことと変わらないこと家族療法の視点から~を神奈川区学校カウンセラーの岡本一敏様にご講演を頂きました。
 その内容を簡単に紹介します。
 昭和40年代の家族と子どもたちから現在の家族と子どもの変化を中心に話され、父親と母親の役割分担や父親の存在の希薄さを詳しく語られ、さらに、現在は少子化傾向で過保護・過干渉で
image46.jpgあることや食卓を通じての語り合う家族の集いが少ないこと、そして、うまく機能している家族と子ども、機能していない家族と子ども等、沢山の事例をもとにお話し頂きました。
 参加された方の感想を紹介します。
①家庭のあり方や家族の会話、過ごし方などを見  
直す良いきっかけになった。
②自分の子どもの頃を思い出すと家庭生活が大きく変化したことを改めて感じた。
③親の関わり方の大切さを実感した。

2 神奈川区歯科医師会と養護教諭部会との合同研修会開催
  主題「学校検診等子どもと関わる現場でどう子ども虐待を見つけるか」を医療法人社団三彦会山田内科胃腸科クリニック副院長・NPO法人子ども虐待ネグレクト防止ネットワーク理事長 山田不二子様にご講演を頂き学習会を実施しました。年1回の貴重な研修の場となっていて、今年度は、口腔内から発見できる虐待の実態を中心にお話いただき、虐待を発見、通報することの大切さを切に感じました。