「磯子支部の活動について」


磯子支部 高田 久美子

 今年磯子支部では
《生涯にわたり児童生徒が主体的に取組むことができる健康教育の推進》
を研究主題にあげ、携帯電話を含めたサイバー犯罪や身近な食についてをテーマにして、取組んできました。

 7月8日の総会時には『子どもが巻き込まれやすい携帯電話やインターネット犯罪について』をテーマに、NPO情報セキュリティーフォーラムの広瀬由美先生をお招きして、いまどきの携帯、ネット事情、サイバー犯罪についてお話していただきました。
<講演内容より>
 「インターネットは自己責任の世界で、『判断力』『自制力』『責任力』が必要であり、学校でも家庭でもしっかり教えていかなければいけない。インターネットは無機質の機械ではなく、人と人をつなぐもので相手がどのように受け取ったか、痛みを感じる相手がいることを教えてほしい。文字だけでは自分の思っていることと違う意味に取られてしまうこともある。いかに上手に使っていくか今後の課題である。」

 12月2日の保健大会では、浜中学校のPTAによる提案発表がありました。
「内容は『検討!健闘!お弁当!~中学生のお弁当事情~』ということで、中学生と保護者へのアンケート結果からそれぞれの思いが浮き彫りになりました。
 「毎朝早く起きてのお弁当つくりは親にとって負担ではあるが、『おいしかった』という子どもの声や、勉強、部活にがんばっている子どものために親としてもがんばりたいという気持ちもあり、マンネリ化を解消するために、上手に冷凍食品や、常備菜、冷凍ストック品を使ってお弁当つくりを楽しもう。」というお話がありました。
image57.jpg その後ケロッグの広報室長の井出留美氏に『いい朝食がいい日をつくる~栄養バランスを中心に~』という演題で講演していただきました。

 今の子どもたちや家庭がかかえているいろいろな問題を聞くことができて、とても有意義な1年でした。